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■インバウンド(訪日観光客)解禁で、もう一度考える民泊殺人事件 - 民泊促進協会

2023/06/02 (Fri) 12:04:50

以下の記事は2018年6月13日に記述したものである。

▼ ▼ ▼

「「2018年2月16日の深夜0時頃、大阪市東成区中道の民泊施設で訪日アメリカ人が日本人女性を殺害した。

さらに女性の身体をバラバラに切り刻み損傷させ、関西地域に遺体一部を運びだし遺棄した。

一番の問題は殺人。

これは日本人であれ、外国人であれ、他人の人生を奪う最低最悪な愚行だ。

では、なぜ日本人女性は大阪東部の住宅街で殺されなければならなかったのか。

一つにはSNSなどの交流サイトによって、何の地縁人脈もない他人同士が一瞬にして出会う事だろう。

優しい言葉に警戒心が薄れ、会ってみたいと思わせる罠が隠れている事もある。

困っている人を装い善意につけ込み極悪非道な行為に走る事もある。

人を信じられない恐ろしい世の中だ。

そして会う場所。

これはお互いの都合がつく場所であればどこでもいいわけだが、今回、利用されたのが違法民泊施設。

これは殺人鬼にとって身分を明かさず不審に思われる事のなく利用できる格好の場所だったに違いない。

これから殺されるとは思いもせずに日本人女性は兵庫県三田市から電車に乗ってやって来たのだろう。

アメリカ住まいの殺人鬼が、どのようにして大阪でもマイナーな下町の東成区の民泊施設を選ぶ事ができたのか。

ここは木密地域(木造住宅密集地域)と言われる場所で、地元のお年寄りが道端で井戸端会議をし、学校の行き帰りに小学生が通学路として歩き、車でも通りにくい狭い路地だらけの町。

大阪に住んでいる人でもあまり馴染みのない場所だ。

これも便利なインターネットのおかげだ。

殺人鬼は違法民泊施設を掲載している民泊仲介サイトを利用して物件を選定していたのだ。

現実の世界、もしもあの時にああしていればよかったはあとの祭りだが、仮にもし民泊仲介サイトが合法民泊施設のみを掲載し、利用者の身分証明を照合するシステムにしていたのなら、日本人女性は殺されずに済んだかもしれない。

合法民泊施設だからと言って犯罪が起こらないとは限らない。

ただ、無秩序無防備な違法民泊施設より、犯罪を未然に防ぐ手立てのシステムを組んだ合法民泊施設の方が犯罪に遭う確率は格段に低くなるだろう。

この民泊殺人事件の加害者はアメリカ人殺人鬼、そして結果的に殺人に手を貸した違法民泊施設事業者、さらに違法民泊施設を掲載し続けていた民泊仲介サイトの・・・

おっと、企業名を言うところだった。

表ざたになっていない民泊仲介サイト企業も売上(お金)のための犯罪幇助と言わざるを得ない。

言うなれば、ブレーキのない車を販売し、事故が起こっても運転手の責任であって販売した我々には責任はないと言っているようなものだ。

本来、自ら名乗り出て謝罪すべきだろう。

国際交流のため活動していた将来有望な日本人女性の命を30年余りで終わらせた罪の意識を感じてほしい。」」

▲ ▲ ▲

2023年6月時点、コロナウイルス対策が終焉し、海外からのインバウンド(訪日観光客)がドット押し寄せて来る。

ほとんどのインバウンド(訪日観光客)は心から日本と言う国を楽しみたい善良な人達だろう。

ただ、その中に悪事を働く者も紛れている可能性がある。

2018年2月16日の事件の様に。

これら悲劇を繰り返されない為にも、民泊促進協会では2月16日を“民泊を考える日”に制定しました。

Re: ■インバウンド(訪日観光客)解禁で、もう一度考える民泊殺人事件 - 民泊促進協会

2023/06/25 (Sun) 03:21:19

民泊仲介会社は寄付する前にやる事がある。

それと、大阪府と大阪市の自治体や在阪メディアによる当時の報道規制により、民泊仲介会社の社名を隠蔽し公表しなかった事は、人1人の命を軽んじた行為として、京都伏見の天女母神は今でも怒りを忘れてはいませんよ。

インバウンド(訪日観光客)景気や東京オリンピック開催の莫大な利益に目が眩んで、若い女性の命を奪った事件を蔑ろ(ないがしろ)にした天の罪は大きい。

事実と異なるのもフェイクニュースだけど、事実を正確に伝えないのもフェイクニュースである。

Re: ■インバウンド(訪日観光客)解禁で、もう一度考える民泊殺人事件 - 民泊促進協会

2024/01/24 (Wed) 07:20:38

天界の神様、地獄の大魔王様、民泊促進協会よりお願いが御座います。

2025年に開催される“大阪関西万博”を、是非、成功に導いて下さい。

“大阪関西万博”が開催されれば、世界各国からインバウンド(訪日観光客)が押し寄せ、それが日本全国に行き渡り、日本に巨万の富がもたらされます。

経済産業デジタル協会のAIによる試算では、“大阪関西万博”開催期間中による“経済効果”は、大阪府を除く46都道府県に各3000億円で総計13兆8000億円になります。

これは控えめに見積った金額のため、大阪府を含めれば実際はこれの3倍の41兆4000億円を想定しています。

“大阪関西万博”開催による、これだけの“経済効果”があれば、2024年1月1日に北陸地方で発生した“能登半島地震”の被災復興費用に最低30兆円は回せます。

“能登半島地震”による災害で被災した北陸地方のためにも、万博開催に関わる全ての関係者は“大阪関西万博”を必ず成功させ、41兆4000億円と言う“経済効果”を出すため、“命”と“魂”を掛けてこの試算を死守する意気込みで御座います。

絶対にあり得ませんが、万が一、万が一にも“経済効果”の41兆4000億円に1円でも足りなければ、民泊促進協会を除く、万博関係機関、日本銀行、大阪府&大阪市の自治体、関西財界、在阪メディア、大阪府民、大阪市民の全ての関係者を、“煮るなり”、“焼くなり”、“地獄に落とすなり”、何なりとご自由にして下さい。

関西地方には有能な人材が揃っておりますので、万が一、億が一にも御座いませんが。

『絶対に負けへん、負けへん、う〜ん、負けへん! 41兆4000億円を稼ぎ出すだけの“夢舞台”を創る自信があるからっ!』

この意気込みで御座います。

では、大船(おおぶね)に乗った気分で、2025年を楽しみにしております。

Re: ■インバウンド(訪日観光客)解禁で、もう一度考える民泊殺人事件 - 民泊促進協会 URL

2024/02/16 (Fri) 00:30:33

2023年、実質的に新型コロナウイルス対策が終焉し、各々が病原菌対策する“自己責任”となった。

日本には世界各国からインバウンド(訪日観光客)が押し寄せている。

そして関西で一番の観光名所の大阪城にも、その優美な天守閣に惚れ惚れする事でしょう。

多くのインバウンド(訪日観光客)が民泊施設を利用するだろう。

当たり前の様で、当たり前でない景色。

2月16日は民泊業界や民泊利用者にとって忘れてはならない日である。

“民泊を考える日”。

2018年に大阪城にほど近い大阪市東成区中道で、何故あの忌まわしい“違法民泊バラバラ事件”が起こったのか?

性悪説(せいあくせつ)で見れば、「人多く集まる所に犯罪あり」である。

これは過去の歴史を振り返っても、否定のしようがない。

この様な悪質事件に対しても、各々が犯罪対策の意識を高めて“自己責任”のもとで行動しなければならないのか?

大阪と言う土地は、昔からこの様な異様な事件が多い。

2011年8月14日、大阪市天王寺区味原本町の分譲マンションで、そこに住む男性が奥さんと息子を殺害し、遺体をバラバラにして数個の一斗缶に詰め込み、自宅近くの東高津公園周辺に遺棄した。

“大阪一斗缶バラバラ事件”である。

この地は、近鉄上本町駅から徒歩すぐで住環境の良好な人気エリアでもあり、大阪城の南側であの真田幸村(真田信繁)で有名となった真田山も近くにある。

こんな平和な街で、何故、あの様な悍(おぞま)しい事件が起こったのか?

また、上本町駅から西側に坂を下がった日本橋での事件。

1983年12月24日に発覚した“三重県バラバラ事件”では、大阪ミナミで働くホステスさんが男性に殺害され、三重県の伊賀上野に頭部と手首が無い状態で遺体をバラバラされ遺棄された。

犯人は大阪の“黒門市場”で犯行用備品を購入して、大阪市内のアパートで犯行に及んだ。

犯人の男性は、ホステスさんの同棲相手だったと言う。

さらに大阪城周辺の地域を深掘りすると、様々な出来事が見えてくる。

1945年8月14日の“終戦宣言”の前日。

大阪城の周辺にある軍事工場と京橋駅が空襲に遭い300人以上の人々が亡くなっている。

あと1日、“終戦宣言”が早ければ、どう言う結果だったのだろうか。

大阪城の周辺にある大阪ビジネスパークやJRと地下鉄の車両基地は元々は軍需工場で、最も狙われるエリアだった。

だから周辺地域では、それまでにも空襲があり多く人々が亡くなったいる。

今でも不発弾が地中から見つかるのは、その証(あかし)でもある。

1603年に徳川家康が江戸幕府を開き、その後、265年もの長い間は主だった戦争は無かった。

大阪も“天下の台所”として一大都市を形成し、都心部に多くの人々が住む様になる。

「人多ければ悪人多し」なのか。

大阪の日本橋から西に行った千日前は、その時代から“刑場”(けいじょう)が設けられた。

“千日デパート火災事故”があった周辺である。

大阪城から北側の野江にも“刑場”(けいじょう)は設けられ、ちょうど“薬害エイズ事件”で問題となった血液を取り扱ったミドリ十字の会社が近くにあった周辺である。

大阪の土地には“魑魅魍魎”(ちみもうりょう)が住んでいるのかと思うくらい、悪事が密接している。

オカルトマニアなら、“永住の地”に選びたいところだろう。

この“奇怪な惨事”は、1614年に起こった“大坂の陣”が糸を引いている。

徳川軍に包囲された豊臣軍の大阪城は炎上。

豊臣軍と徳川軍の数万人もの兵士が討死し、大阪城の周囲には戦死者が積み上げられている。

さらに豊臣軍の武将や家来は、大阪城周辺で首を討ち取られ、無数の屍(しかばね)が放置されていたと言う。

無念の血で穢(けが)れた土地は、永遠に安らぐ事は無い。

今でも多くの“悪霊”や“怨霊”が大阪市中を徘徊している。

大阪市街地で浮かれた気分で羽目を外せば、これらの“魑魅魍魎”(ちみもうりょう)に目を付けられ、地獄へ引き摺り込まれる事もある。

過去の事件の様に。

『そんな事、知りませんでした。』

大丈夫です。

最後に知る事ができるから。

Re: ■インバウンド(訪日観光客)解禁で、もう一度考える民泊殺人事件 - 民泊促進協会 URL

2024/03/17 (Sun) 11:29:34

■山陰新幹線の早期開業を実現へ!

敦賀駅(福井県)から博多駅(福岡県)まで、日本海側の“山陰新幹線”の早期開業を実現へ!

若狭国(福井県)、丹後国(京都府)、但馬国(兵庫県)、因幡国(鳥取県)、伯耆国(鳥取県)、出雲国(島根県)、石見国(島根県)、長門国(山口県)、そして豊前国(福岡県)から筑前国(福岡県)へ。

日本中の800万(やおよろず)もの神様に、毎年の神有月(10月)、出雲大社に参るため“山陰新幹線”で楽々で快適に移動してもらおう!

天照大御神(アマテラス)、月読命(ツクヨミ)、須佐之男命(スサノオ)、大気都比売命(オオゲツヒメ)、倭建御子(ヤマトタケルノミコ)、そして八岐大蛇(ヤマタノオロチ)、は“新幹線”が大好きです♪。

Re: ■インバウンド(訪日観光客)解禁で、もう一度考える民泊殺人事件 - 民泊促進協会

2024/04/01 (Mon) 02:07:43

●日本で一番に盛り上がるイベントと言えば何か?

1月のお正月、2月のバレンタイン、12月のクリスマス。

どれも不正解である。

現代の日本人が最も愛して止まないのは、10月の“ハロウィン”である。

秋口に入ると街中ではオレンジ色のカボチャオバケが彩(いろど)られ、「どんなコスプレで“ハロウィンパーティー”に参戦するか」と、今か今かと心待ちにする若者が急増する。

この日だけは“オバケ”に取り憑かれる事に“喜び”と“快感”を覚える。

1年で1回限りの“地獄の祭典”。

ただ、この大阪での街中は、毎日が賑やかな“ハロウィンパーティー”の様なものである。

日本人の心を掴んで離さない、正に“エブリハロウィン”。

大阪市中には“ハロウィン”を体感できる“跡所”と、その地にまつわる“時事”がいくつもある。

それらをぜひ、大阪に来て体感して頂きたい。

●まず、巡ってもらいたいのは“大阪七墓”(おおさかななはか)である。

江戸時代に身元の分からない遺体を“無縁仏”として埋葬された。

[一]梅田墓地
大阪市北区のJR大阪駅北側での再開発地区でもある“グランフロント大阪”や“グラングリーン大阪”の一帯。

工事中に多数のガイコツ(髑髏/しゃれこうべ)が発掘される。

ルシアンペラフィネの“スカル”の服を着ていけば、より街にマッチする。

公園の“グリーン”よりも、墓地の“グレー”のイメージの方がピッタリである。

ここに来れば、建ち並ぶ超高層ビルも“墓石”に見えてくる。

[二]南浜墓地
大阪市北区豊崎町から中崎町あたりにあった墓地。

古い家が建ち並ぶ昔ながらの下町風情が残り、現在も一部の墓地は存続している。

現在では周辺にタワーマンションが多く建設されている。

[三]葭原墓地(よしわらぼち)
大阪市北区の天神橋筋六丁目駅の一帯。

近くには大きな墓地と火葬場がある。

跡地では、1970年に発生した“天六ガス爆発事故”により80人近くの人々が亡くなっている。

そこから南側に行った“扇町公園”は明治時代に“大阪監獄”(おおさかかんごく)があり、刑場(けいば)も併設されていたと言う。

その扇町公園に隣接する関西テレビの役員のご子息が、2019年に千里山の交番に押入りお巡りさんを襲撃し拳銃を奪う“強盗殺人未遂事件”を起こしている。

関西テレビとは、2020年に女子プロレスラーが自害した原因となったテレビ番組を制作したフジテレビの系列局である。

[四]蒲生墓地(がもうぼち)
大阪市都島区のJR京橋駅から東側に行った一帯で、現在も一部の墓地は存続している。

1945年8年14日の“終戦宣言”の前日に、大阪城の周辺にある軍事工場と京橋駅が“大阪大空襲”に遭い300人以上の人々が亡くなっている。

ここから北西側に行くと、2000年に発生した“雪印集団食中毒事件”の大阪工場があった。

これが主因で雪印乳業は事実上の倒産に追い込まれる。

そこからさらに北側に行くと“大阪拘置所”(おおさかこうちしょ)があり、刑場(けいば)も併設されている。

葭原墓地(よしわらぼち)から大川を越えた東側にあたる。

[五]小橋墓地(おばせぼち)
大阪市天王寺区の近鉄上本町駅から北側に行った一帯で、跡地は東高津公園(ひがしこうづこうえん)になっている。

2011年8月14日に大阪市天王寺区味原本町の分譲マンションに住む男性が奥さんと息子を殺害し、遺体をバラバラにして数個の一斗缶に詰め込み、自宅近くの東高津公園(ひがしこうづこうえん)周辺に遺棄した“大阪一斗缶バラバラ事件”が、正にこの場所である。

[六]千日墓地
大阪市中央区の千日前の一帯で、刑場(けいば)も併設されていた。

大阪では最も有名な“オカルトスポット”である。

100人以上の人々が亡くなった“千日デパート火災事故”があった周辺である。

この火災により建築物の防火に対する基準が強化された。

千日前の北側には神戸のホテルで暗殺されたヤクザの親分の事務所があった。

[七]飛田墓地(とびたぼち)
通天閣の南側に行った大阪市西成区の動物園前駅の一帯で、刑場(けいば)も併設されていた。

西側に行くと日雇い労働者の街として有名な“あいりん地区”があり、何度となく暴動が起こっているが、最も印象深いのが1990年の“西成暴動”ではないだろうか。

南側に行くと暗黙の花街でもある“飛田新地”(とびたしんち)があり、昔ながらの街並みと夜の妖艶なネオンが雰囲気を醸し出している。

揚屋(あげや)に「入る、入らない」は別にして、大阪では成人すると必ず見学にいくスポットとなっている。

●次は刑場(けいば)で、討首など罪人を処刑する場所で、余程(よほど)の悪党の討首は晒場(さらしば)に持って行く事もある。

[一]千日刑場
千日墓地に併設されていた。

[二]鳶田刑場(とびたけいば)
飛田墓地(とびたぼち)に併設されていた。

[三]野江刑場
蒲生墓地(がもうぼち)から北側に行った大阪市都島区の一帯。

1980年代の“薬害エイズ事件”で問題となった血液を取り扱ったミドリ十字の会社が近くにあった周辺である。

[四]三軒家刑場(さんげんやけいば)
大阪ドームから南側に行った大阪市大正区の木津川の一帯。

当時はこの一帯が海沿いだった事もあり、遺体処理に便利なため、千日刑場も含めて適地だったと思う。

●さらに最も悪党な罪人の討首を見せしめるため、高札場(こうさつば)に併設して晒場(さらしば)もあった。

[一]高麗橋(こうらいばし)
大阪市中央区の土佐堀通の南側の東横堀川に掛かる橋。

江戸時代の1837年に勃発した“大塩平八郎の乱”にて、この一帯を含めて大坂の市中はほとんどが焼失する。

その主因となった“東町奉行所”が、ここより東側の大坂城前にあった。

[二]日本橋(にっぽんばし)
大阪市中央区の堺筋と千日前通の交差点付近の道頓堀川に掛かる橋。

1983年12月24日に発覚した“三重県バラバラ事件”で、大阪ミナミで働くホステスさんが男性に殺害され、三重県の伊賀上野に頭部と手首が無い状態で遺体をバラバラされ遺棄された。

犯人が殺害用備品を購入したのが、日本橋(にっぽんばし)の南側にある“黒門市場”。

●こうして見ると墓地や刑場(けいば)は、遺体処理に適した川や海に隣接して建っている事が多い。

大阪市は昔から“水の都”や“八百八橋”(はっぴゃくやばし)と言われ、“水”と関わりの深い都市である。

大阪市中に無数の“怨霊”や“悪霊”、それに“魑魅魍魎”(ちみもうりょう)が漂う理由も理解できる。

正に“ハロウィンファン”の皆さんは、大阪を旅先に選べば毎日の様に素敵な体感ができる。

2025年に開催される“大阪関西万博”とセットで、これらの跡所にも巡って欲しい。

日本人、いや、世界の人々に、ぜひ大阪に来てもらい、数ある“パワーダウンスポット”を堪能してもらいたい。

『ウェルカム トゥー “エブリハロウィン”オオサカ!』

Re: ■インバウンド(訪日観光客)解禁で、もう一度考える民泊殺人事件 - 民泊促進協会 URL

2024/05/03 (Fri) 21:31:10

《海に沈んだ路面電車》

昭和の時代まで駆け抜けた名古屋市内の“路面電車”。

廃線から50年近く経った令和の時代に、何と海底から当時の“路面電車”が発見されたと言う。

ドキュメンタリーの内容は、まさに“夢”と“浪漫”を諦めずに追い求めた結集とも言える。

海に沈む“路面電車”を観た時、“スタジオジブリ”のアニメ映画「千と千尋の神隠し」に登場する海の上を走る“電車”を想い描いた。

渥美半島の海に沈む“路面電車”と、「千と千尋の神隠し」の海の上を走る“電車”。

何か相通じるものがある。

しかも、渥美半島は愛知県、近年オープンした“ジブリパーク”も愛知県。

これは“偶然”ではない。

何か意味のある“必然”である。

ドキュメンタリーでは、撮影に参加した若者が自費でボロボロの“路面電車”を購入して、少しずつ修繕している内容も含まれている。

『これである!』

以前、“ジブリパーク”のある愛知県長久手市の市長が、『最寄駅の愛地球博記念公園駅の周辺には何もなく寂しい。』と語っていた。

ならば駅前に、このボロボロの“路面電車”を展示させてあげたらどうか?

現在の保管置場からの運搬費用は愛知県が負担し、設置場所の費用も無料。

ただし、ボロボロの“路面電車”の「修繕費用」や「保全計画」には、愛知県は一切の手と口を出さず、所有者の若者の計画に基づいて実施する。

ボロボロの“路面電車”の状態から完成に近づくまで5年、10年掛かるのかは分からないが、その過程も含めて“ジブリパーク”の来園者(リピーター)などは楽しむ。

また、“スタジオジブリ”に依頼して、海底で見つかった“路面電車”のドキュメンタリーの内容を15分くらいのアニメで制作してもらう。

ボロボロの“路面電車”の展示場に街頭テレビ(モニター)を設置して放映すると、お互いの内容がより深みを増してくる。

特に“路面電車”を探しに海に出て行く船の名前が「ぽん助」も、何か“ジブリ”らしさを醸し出し“偶然”とは思えない。

ドキュメンタリーアニメの最後は、海底で“路面電車”を発見し大仕事を終えた人達が、船の「ぽん助」で港に帰って行く。

アングルは海底に沈む木枠だけになった“路面電車”。

その“路面電車”が元の姿を取り戻し、海底を線路がドンドンと伸びて行く。

“路面電車”は真ん中の丸いライトを点灯させ、ゆっくりとゴトゴト動き出す。

アングルは車内に移り、魚や海藻が行き交い、“路面電車”がゴトゴトと進むにつれ吊り革が揺れる。

その吊り革が1つだけ無い箇所があるところを見せて“おわり”。

面白いと思うのだが。

Re: ■インバウンド(訪日観光客)解禁で、もう一度考える民泊殺人事件 - 民泊促進協会

2024/06/21 (Fri) 06:17:16

2023年の新型コロナウイルス対策の終焉により、「和文化」を体感しようと再び世界各国からインバウンド(訪日観光客)が大量に日本へ押し寄せている。

いったい、この“日本の魅力”は何処(どこ)にあるのか?

インターネット環境が整備された事で、日本から輸出される自動車や工業機械だけでなく、クオリティーの高いアニメや音楽などが手軽に情報収集できる様になった事も一因であろう。

では、期待を込めて日本に来るインバウンド(訪日観光客)に対して、日本の“文化”や“歴史”をきちんと正確に説明できる日本人が、果たして何人いるだろうか?

現在、その足を着けている土地には、幾多(いくた)の“文化”や“歴史”が隠されている。

例えば、3000年近い日本の長い歴史を、時代を追って説明できるだろうか?

竪穴式住居や貝塚などが盛んに増えていった「縄文時代」。

お米を効率的に作りだす稲作文化の発展や邪馬台国があった卑弥呼(ひみこ)の居た「弥生時代」。

王権制が確立して海外から文化や技術が入って来た「古墳時代」。

そして政治の中心が畿内に移り聖徳太子がウロウロしていた「飛鳥時代」。

朝廷と藤原氏により奈良を拠点とした都造りをした「奈良時代」。

雅な文化が華やいだ京都の「平安時代」。

源氏と北条氏により武家政権が確立した「鎌倉時代」。

足利氏による政権交代が行われた「室町時代」。

下克上(げこくじょう)により各国の武将が台頭した「戦国時代」。

戦(いくさ)による国取合戦の終焉を迎えた「江戸時代」。

そして、あれっ?

そこからの明治、大正、昭和、平成、令和は「何時代」?

これらは日本独自の元号なだけで、時代名ではない。

そう言えば、「明治維新」以降の時代名を歴史の時間で習った記憶が無い。

では、今すぐに時代名を確定する必要がある。

なんせ、インバウンド(訪日観光客)に質問されたらAI(人工知能)より先に答えなければならない。

外国人…『江戸時代ノ後、今ノ時代ハナニデスカ?』

日本人…『え〜と、え〜と、明治? う〜ん、昭和か平成か令和か?』

答えられなければ、インバウンド(訪日観光客)は“ガッカリ”して国に帰ってしまう。

その為、明治から令和に掛けての150年近くを、日本で起こった過去と時事を照らし併せて最適な時代名を考案します。

明治は海外各国に対する開国に始まり、近代産業が輸入され、日本の風景も自然を解体して鉄とコンクリートにドンドンと代わっていき、大正に入る前後から殺傷能力の高い武器を大量生産して近隣他国への領土拡大を目指す。

まさに地球レベルで共存して生きる事よりも、身近な個人が便利な道具でいかに裕福になれるかを競った“文明開花”である。

そこからの昭和では、多少の環境と国民の犠牲を払った太平洋戦争を経験して、日本国土を焼け野原と化して裸一貫から再出発し、手先の器用さを武器に得意な“ものづくり”で“高度経済成長”を迎え、自然豊かな山々を切り拓き、美しい海を埋め立て、世界が認める近代化の日本を形成した。

平成からはバブル崩壊や自然災害を経験するも、“不屈の精神”で困難に立ち向かう日本人はまだまだ健在です。

そんな過去と時事を総合判断して、やはりこの時代の象徴は、街も物も豊かになった“ものづくり”の日本を映し出す“高度経済成長”ではなかろうか?

原風景が残る自然を解体して、高層ビルや高速道路などを建設し、大変便利な暮らしを手にしてきた。

ちょうどこの時代の人達を、作家で経済学者の堺屋太一さんが「団根の世代」(だんこんのせだい)と命名している。

それにあやかって、この150年近くを男性社会が築き上げた意味を込め、“団”を“男”に掛けて「男根時代」(だんこんじだい)に決定しました。

「男根時代」(だんこんじだい)。

なんて良い響きなんだろう。

これでインバウンド(訪日観光客)に質問されても直ぐに返答できますね。

外国人…『江戸時代ノ後、今ノ時代ハナニデスカ?』

日本人…『江戸時代の後の、明治から令和までは男根時代(だんこんじだい)でぇ〜す!』

Re: ■インバウンド(訪日観光客)解禁で、もう一度考える民泊殺人事件 - 民泊促進協会

2024/07/14 (Sun) 14:01:01

『異国情緒あふれる港町、神戸(KOBE)。』

1990年代までの神戸は、関西をはじめ全国から人が押し寄せる日本屈指の観光地だった。

山手に沿って建ち並ぶ洋館の「異人館」。

海手に開ける海岸とポートタワーが建つ「メリケン波止場」。

歴史が積み重なった重厚感ある建築物が集積する「居留地」(きょりゅうち)。

中国大陸から渡ってきた華僑(かきょう)により形成された中華街の「南京町」。

こう見返しても、“昭和の旅行ガイドブック”には見栄えの良いエリアが神戸には数多くある。

いわゆる“昭和のお洒落”である。

そのため、インターネットが世界をつないだ2000年に入った頃から、この神戸の地位は下落の一途を辿(たど)る。

当然である。

“昭和の感覚”のまま都市計画を進めれば、情報過多な時代には見向きもされなくなる。

それに世界中から押し寄せるインバウンド(訪日観光客)が求める「和文化」が、この神戸には何処(どこ)にも無い。

1970年代から日本人観光客などに『お洒落』や『神戸モダン』など言われチヤホヤされた結果である。

しかも、アメリカやヨーロッパのインバウンド(訪日観光客)にしてみれば、神戸にあるのは「自国の文化」でもある。

わざわざ見に行く“価値”など、無い!

日本人がイタリアのミラノに行って、“クルクル寿司”で食事をする様なものだ。

では、神戸はこのまま何もせず、京都や大阪を指を咥(くわ)えて見ているだけなのか。

そんな事はない。

神戸をはじめ、この兵庫県には素晴らしい観光スポットが数多く存在している。

何も観光地は華やかな場所だけではない。

「負の遺産」も観光スポットに成り得る。

例えば「戦争遺産」だ。

1940年前後の神戸などの臨海部は軍事工場が多く、空襲の標的にされた。

当時の光景を偲(しの)べるのがジブリ映画の“火垂るの墓”である。

多くの子供達が餓え死する三ノ宮駅や、幼い兄妹が必死になって生きた住処(すみか)の穴があった西宮市の苦楽園駅から夙川を渡った東部にあるニテコ池。

空から爆弾の落ちてこない現代では、到底に考えられない“惨状”である。

“命の重み”など更半紙(わらばんし)1枚より軽かったであろう日本新政府の“軍事政策”の数々。

そう言う事を思い返しながら、神戸から西宮を探索するのも“人生の肥やし”になる。

戦後の日本で、神戸が最も脚光を浴びたのが1981年に開催された「神戸ポートアイランド博覧会」(ポートピア81)の頃である。

神戸市の北部に広がる山岳地帯を切り拓き、大量に出る土砂を神戸港に投棄して人工島を造築する。

それにより出来たのがポートアイランドと六甲アイランドである。

その切り拓いた山々には西神ニュータウンや鈴蘭台ニュータウンの大規模住宅地が造成された。

海手と山手の双方に人を呼び込み、三宮を中心に人工島とニュータウンが一大形成する大神戸が誕生した。

しかも、事業主体の神戸市には“巨額の利益”がもたらされ、「神戸株式会社」と言う異名を名乗った。

ただ、この“成功体験”が大きな“代償”を生む。

「日本誕生の神」である伊耶那岐神(イザナギ)と伊耶那美神(イザナミ)の“神生み”により、自然の神として誕生した“海の神”の大綿津見神(オホワタツミノカミ)と“山の神”の大山津見神(オオヤマツミノカミ)。

この“海の神”の大綿津見神(オホワタツミノカミ)が司る神戸港の海に大量の土砂を投棄し人工島を造築し、“山の神”の大山津見神(オオヤマツミノカミ)が司る神戸北部の山岳地帯を切り拓いてニュータウンを造成した。

この神に対する“冒涜”(ぼうとく)は、“海の神”の大綿津見神(オホワタツミノカミ)と“山の神”の大山津見神(オオヤマツミノカミ)だけでなく、その嫡流(ちゃくりゅう)の源泉でもある伊耶那岐神(イザナギ)と伊耶那美神(イザナミ)も大いに怒らせる事となる。

これにより多くの祟り神(タタリカミ)が兵庫県下に解き放たれています。

それが、この後から起こる大きな“代償”へとつながっていく。

そして1995年に起こった「阪神大震災」である。

中心地の三宮から元町に掛けてビルが倒壊し、国道43号線の頭上を走る阪神高速はなぎ倒され、古い商店街が残る長田周辺は焼け野原になった。

現在は、震災の面影はほとんど残っていないが、それに伴った復興事業を見て回るのもいい。

その象徴が、JRと地下鉄の新長田駅周辺に広がる新街区である。

低層階に商業施設、高層階に分譲マンションなどが入居する「アスタ棟」の数々。

ある意味、“異様”である。

その“異様”の意味を知りたい方は、是非、新長田まで足を運んでもらいたい。

震災の爪痕がまだ残る1997年に起こったのが「神戸連続児童殺傷事件」で、“少年法”を再考するきっかけにもなった。

事件は地下鉄の名谷駅(みょうだにえき)近くで、事件直後の中学校周辺では、上空にヘリが飛び交い、地域には規制線が張られ、大人数の警察官が巡回し、あの時の西神ニュータウンは“異様”な空気が漂っていた。

現在でも“未成年犯罪”は発生しているが、『他人の人生を奪う』ことの愚かさは、子供だけでなく、大人も理解する必要がある。

世紀が変わり、ミレニアムが過ぎ去った2005年に起こった「JR線尼崎脱線事故」は、現実の事故とは思えない“惨状”だった。

場所はJRの尼崎駅と塚口駅の間の鉄道沿線に建つ分譲マンション。

事故当時に、この分譲マンションに勤務していた管理員に話しを聞いた事がある。

『朝の清掃を終えて管理事務所に戻ったらなぁ、どぉえらい音がして、建物が大きく揺れたんやぁ!』

『こりゃ、また阪神大地震が来たかぁと思い、慌てて外に飛び出してぇん。』

『ただなぁ、周り見渡しても、地震の痕跡がありぃしまへぇんやろぉ。』

『ならなぁ外は、なんやぁガソリン臭い言うかぁ、オイルの臭いが充満しとったわぁ。』

『でっ、駐車場の方を見に行ったら、ご覧の有り様やぁ!』

『最初、現状を理解するのに時間が掛かったわなぁ〜 電車がマンションに突っ込むなんて、夢にも思いませんやぁろぉ。』

『少し時間が経ってから我に返って、こりゃ、えらいこっちゃと思ったわぁ。』

自動車事故に比べ、頻繁(ひんぱん)に起こる事のない列車事故。

それ故(ゆえ)に、一度(ひとたび)起これば大惨事に発展する。

あの当時、近畿圏の通勤電車では先頭車両に乗車する人が激減したが、1年も経たずに普段通りに戻っていた。

人間の“学習能力”を象徴している。

その尼崎の電車事故現場から南下した長洲公園近くの分譲マンションで、2012年に起こった「尼崎監禁変死事件」も衝撃的だった。

場所は阪神電鉄の杭瀬駅(くいせえき)の近く。

女ボスによる“支配統治”により複数人の大人達がマインドコントロールされて、抵抗すれば亡き者にする。

第三者から見れば『そんな事は普通、起こらないだろ!』と思うが、当人達にすればそれが“常識”であり“現実”だったのかも知れない。

事件現場となった分譲マンションでは、最上階の住戸のルーフバルコニーに目隠し用の壁が設けられていたのが“異様”だった。

身近な人こそ、厳選する必要がある。

『独り寂しい』からと言って、手当たり次第に知人を増やすと、いつ何時(なんどき)、この様な事件に巻き込まれるかも知れないので、注意が必要である。

そして、“厳選人事の極み”が2024年の「兵庫県職員抹殺事件」である。

事件要因となった場所は地下鉄の県庁前駅もしくはJRの元町駅近くの山手幹線沿いの兵庫県庁で、兵庫県警察本部も近くにある。

『不都合な人間は、消す!』

戦国時代から400年以上の時を経ているが、その時は当たり前だった“影の軍団”の様な組織が現存していた事に驚く。

因(ちな)みに「尼崎監禁変死事件」の主犯の女ボスは、この兵庫県警察本部の留置所で消されている。

兵庫県の“影の軍団”にしてみれば、たとえアメリカの前大統領でも抹殺するのは“朝飯前”です。

「兵庫県職員抹殺事件」の被害者は西播磨県民局の職員という事もあり、その場所はJRの相生駅(あいおいえき)か西栗栖駅(にしくりすえき)が最寄駅となる。

ただ、20m以上は歩かされるが、“怒り”を堪(こら)えて訪問しよう!

更半紙(わらばんし)1枚より軽い“命の重み”を、兵庫県を巡って感じてみては如何(いかが)ですか?

Re: ■インバウンド(訪日観光客)解禁で、もう一度考える民泊殺人事件 - 民泊促進協会 URL

2024/10/07 (Mon) 18:57:57

▼以下は、2020東京五輪が開催される前の2019年2月に記述したものです。

この後、2019年12月頃に中国で発症したコロナウイルスが感染拡大して2020東京五輪は延期し、2021年に無観客開催となった。

2022年2月にはロシア戦争の勃発、さらに2022年7月に日本の元首相が暗殺される前代未聞の事件が発生した。

これらが果たして偶然だったのか?

それこそ“神のみぞ知る”である。

▼観光立国を目指す日本で、とんでもない実態が明らかになりました。

原風景が残る地方の自然に対し、東京など数百億円規模の都市開発ビジネスによる破壊行為が行われている。

都市開発で地表からえぐり出された土砂を、神が住むと言われる日本の山々に投棄していると言う。

当然に開発業者もこの実態は把握しているはずです。

東京など首都圏の開発ラッシュを進めビジネスとして収益を拡大できれば、地方に残された自然や環境の美しさや素晴らしさはどうなろうと関係はないという事でしょうか。

しかもこれら行為は森林法など法規制が無いため違法ではないと言う。

法令遵守の範囲内で金儲けのためなら何をやってもよい。

大人の事情や法の盲点か。

これがこの世の事実であり実態でもある。

山の神々が住むと言い伝えられる神秘乃国・日本を期待して世界中から訪れる外国人観光客がとてもがっかりする出来事でしょう。

日本の聖地とも言うべき伊勢神宮や熊野古道にほど近い三重県の山々。

都市開発の関係者は神をも恐れぬと言うのか。

祟りだろうか、呪われようが、罰(バチ)が当たろうが関係ない。

己の子孫が不幸に見舞われ破滅しようとも、今さえよければよい、自分達さえよければそれでいい。

まぁ、そういう生き方もあるのかもしれない。

まさに、その建造物に集う人々が、悪霊にとり憑かれ、地獄に引きずり落とす意図がある。

人としてこの世で生きているうちから、地獄に落ちることが判明しているとは・・・

恐ろしい。

▼東京の残土、三重の山へ、建設ラッシュ過疎地に流入

三重県南部の紀北町の山林に東京五輪を控えて開発が続く東京都心のビル建設現場などで生じた大量の建設残土が投棄され、景観悪化や崩落の危険が生じている。

建設残土は産業廃棄物と異なり明確な規制ができなき中、過疎地の安い山林が残土ビジネスの標的となっている。

事態の深刻化を受け三重県が投棄規制する条例制定に動きだした。

世界遺産熊野古道が通る霊場紀伊山地の裾野にむき出しの土砂が20m近い高さまで急角度で積まれている。

土砂は東京港などから紀北町の長島港や尾鷲市の尾鷲港に船で運ばれ、近隣の山林が残土の投棄場所となっている。

東京郊外に捨てに行くより運搬コストが安く済むのが理由。

過疎や高齢化で林業が衰退し、山林価格は下がり続ける一方、山林の地権者にとっては収入が見込めるため残土投棄場となっている。

残土運搬船は2012年頃から三重県などの港に入港し、運搬埋立する紀北町の土砂は下記の都市開発によるもの。

①赤坂プレスセンターの保安施設工事
②横浜環状南線のトンネル工事
③大手町の超高層ビルの開発
④豊洲の超高層ビルの開発
⑤東京都の高級マンション・戸建て住宅などの開発
⑥神奈川県の高級マンション・戸建て住宅などの開発

紀北町や尾鷲市では残土の山が巨大化した2018年頃から、町民から不安の声が相次ぎ、大雨で残土が崩落し水路を塞ぐ被害も多数発生している。

残土ビジネスの背景には、有害物質を含まない土砂の積上げを規制する法令が無い事にある。

1ha超の山林開発には森林法で一定制限が可能だが、残土への対処が目的ではない。

開発許可を取得すれば土砂投棄をいくらでもでき違法にはならない。

廃棄物問題ネットワーク三重の弁護士は、残土投棄する際の届出を出し、積上げる角度や高さを制限する条例が各都府県にはあるが、三重は残土処理制限が無いため無法地帯となっていると言う。

三重県では、残土の搬入や積上げを規制する条例検討を表明するが、条例の厳しさは各自治体により差があり、条例がある大阪府でも2014年に残土崩落事故が発生している。

三重県の自治体では、本来は国の責任で全国一律に規制する必要があり、町を都市の残土捨て場にされる事は耐えられないとしている。

【中日新聞:2019年2月11日】

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